あべくまの乗っ撮り絵日記
☆平成15年4月20日 ( 日曜日 )
今年の桜は、福島市内ではちょうど平日が満開になってしまいました。
前の週は家事の関係で撮影に行けず、翌週は盛りを過ぎた上お天気が悪いと言う最悪の条件。
そんな日に、東北線の臨時列車「お花見グラシア」に乗ってきました。
鉄道友の会東北支部の方々とご一緒に、福島〜仙台を乗車しました。
待ち合わせは福島駅の新幹線ホームでした。当然、お約束の「つばさ」併結作業見学です。
この日は貴重なE3系つばさが来ました。
喫茶店で休憩したあと、少し早いけれどホームに入りました。
下り方面副本線の4番線には、もうグラシアが入線していました。
福島駅にて
指定席は上り方先頭車の1号車でした。
席を確認した後、記念写真を撮ったりあちこち眺めて過ごしました。
実は、私はグラシアに乗るのは初めてなので、珍しくてすっかり素人さんしてしまいました。
何度と無く撮影したことは有るんですけどねぇ・・・。
欧風の車内で、女性客をイメージしたのでしょうか、ロゴはとても柔らかな感じでした。
15:20列車は定時に発車しました。
福島駅を気動車に乗って後にするのは、かなり久しぶりですが、加速は昔のDCとは大違いでした。
少し走るともう福島市の郊外です。果物王国を自認する福島ですから、沿線には果樹園が点在しています。
桜の花は終わりましたが、モモ、梨、りんご等の花が見ごろになっていました。
果樹園は越河の坂を越えるまでそこかしこに見えました。
列車は着実に進んでいきましたが、お天気も着実に悪くなって行きました。
大河原を過ぎたので、沿線の桜を期待して先頭車両まで遠征しましたが、雨はだんだん強くなり・・・。そして楽しみにしていた船岡の桜はすっかり盛りを過ぎてしまっていました。
それでも「お花見グラシア」を名乗るだけあって、大河原〜船岡の桜並木のところではしっかり徐行運転をしていました。
桜が満開であれば、さぞかし見事だったんでしょうけどねぇ・・・。
結局桜の名残と運転士さんの写真を撮っただけで、自分達の車両に引き上げました。
そうこうしているうちに、仙台も近くなってきました。
せっかくですから、展望室で記念写真なぞ撮ってしまいました。
車両の一番前に展望室が有るのはとても良いことです。いくらいても飽きませんでした。
もっと長い時間乗っていたいと思いました。